池田 悟≪作曲家≫のArabesque

Universal Editionから出版:《無伴奏チェロソナタ》、弦楽四重奏曲《双葉》

音楽団体/静岡県・江戸川区

第28回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

何度も演奏されている曲で新しさやドキドキ感をアピールするのはハードルが高い。先ず作り上げられた正解をなぞる、となる。その限りでは何も言う事が無いほど立派に出来ている団体が全10団体中4つあった。次にやるべきは新作の初演でしょう。

第27回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

ある程度練習して上達した先、もう一伸びするには、ひたすら練習を重ねる?音楽に使ってはいけない音など無い。過激な音もピアニッシモも、「ハイリスク、ハイリターン」

第26回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

マンドリン合奏とティンパニーは意外に合う…どちらもアタック+減衰音!でも注意。ティンパニーの音から煙が出るよ。ところでマンドリン合奏は結局メロディーを目指すのか。確かにそれは音楽の原点。だが寄り掛かり過ぎると気恥ずかしくも感じる。

第25回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

正確な技術の先に求められる、音楽の心臓・骨・関節?…「構造的な意味」や「時間軸における意味」!音楽に命が宿り圧倒される。一方、殆ど高度な技術で聴く側が感情を揺さぶられる演奏も。

第24回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

単に好きだから弾く、というそのもっと先を体験したくは無いですか。「やれる」と信じ、葛藤を乗り越えればどんな世界があるでしょう?しかも全員で結束した時の感動と言ったら…

第23回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

君たちは音楽のアスリート。人前で何か発表するというのは技術とセンスの競い合い。これに関して気付いた点は3つ…バス/フォルテ/フェルマータ。

江戸川区音楽協議会「第4回新進音楽家コンクール」

5月19日(日)と26日(日)、タワーホール船堀大ホールにて江戸川区音楽協議会「第4回新進音楽家コンクール」ピアノ部門・弦楽器部門、総勢59名の演奏を、関係者の一人として聴いた。

江戸川区音楽協議会副会長就任に寄せて

副会長に就任し、先ず「新進音楽家コンクール」の質の高さに感嘆しました。今、自分は作曲家として待った無し!その時期に、向上心と実行力のあるこの協議会の一翼を担うことを意気に感じます。※2022年まで

第22回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

マンドリン・ギター合奏の最も魅力的な音楽の形を、それぞれのアンサンブルが示してくれた。組織全体が良い方向に動いている時は、何も言わず黙って見守るのが一番。今日は自分の話をしよう。

第21回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

器楽曲と歌の違い…皆さんが演奏した曲には「歌」のスタイルを貫いたものもあった。器楽には、歌には及びもつかない途轍もない可能性がある。一方、自分たちのやっている音楽は必然的に幼稚になりがち、と自覚しなくてはならない。

第20回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

同じ曲でも、同じ音しか使っていなくても、如実に演奏効果が変わり、演奏する喜びさえ沸き上がるのが、アレンジ。今日演奏された曲の中には、優れたアレンジのものもあれば、効果の薄いアレンジもあった。

第19回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

弦楽合奏はモノトーン。モノトーンの魅力は何か。しかも撥弦楽器の合奏ならではの…その答えは「墨に五彩あり」。

第18回静岡県高文連ギター・マンドリン合奏講評

マンドリンは、パラダイスのような温かい表現に向いていると思っていたが、悲劇的・ドラマチックな表現も出来る事を知った。では冷たいシリアスな表現はどうだろう?今日、特に優れた演奏からは、楽器の事を忘れさせ、音楽そのもので感動させられた。