池田 悟≪作曲家≫のArabesque

Universal Editionから出版:《無伴奏チェロソナタ》、弦楽四重奏曲《双葉》

深すぎるビブラートはなぜ不快か

常に深すぎるビブラートをつける歌い方…私はそれを好まない。なぜか。

  • 第一に、ピッチが不明確になる。
  • 第二に、作曲家はここぞという所でトリルにしているのに、深すぎるビブラートはトリルを垂れ流しているのと同じ事になる。
  • 第三に私の推論だが、深すぎるビブラートはすすり泣き同様、生理的・本能的に不快感を及ぼす。