池田 悟≪作曲家≫のArabesque

Universal Editionから出版:《無伴奏チェロソナタ》、弦楽四重奏曲《双葉》

「G線上のアリア」メタモルフォーゼ/「かやの木山」(1989)

1989年、職場の同僚で声楽の講師から、彼女の生徒の私的なサロン風の発表会のために、2つの依頼を受けた。

  • 山田耕筰の作曲で有名な、北原白秋の「かやの木山」のテキストで別の曲を作曲する。
  • バッハの「G線上のアリア」を即興的に現代音楽風にアレンジして演奏する。

二つともその発表会のゲスト演奏として自分でピアノを弾いたが、1枚のメモのみ準備して即興した「G線上のアリア」は後日作曲し直し、同年3月18日、静大の大槻先生門下の発表会《l'Air サロンコンサート》で「かやの木山」と共に自演で初演した。
その後、「アリアによるメタモルフォーゼ」を悳(内藤)美和さんに東京初演して頂いた。
試聴:かやの木山 | メタモルフォーゼ