池田 悟≪作曲家≫のArabesque

Universal Editionから出版:《無伴奏チェロソナタ》、弦楽四重奏曲《双葉》

ドビュッシー「雪は踊っている」管弦楽編曲

僕が担当するオーケストレーションのレッスンに、生徒がドビュッシーの「雪は踊っている」を持ってきた。
極めてピアノ的な音型は、そのままオケに移し替えることは出来ない。例えば細かいリズムの裏打ちの継続はオケではほぼ不可能。だからオケの語法に翻訳する。
ではどうすれば良いか。レッスンでは解決策を示すことが出来ず、悔いが残った。そこで自分でもやってみることにした。

リヴィウ市庁舎の塔の頂

白一色の雪景色、粉雪が空一面に四方八方渦巻く。唸る風。雪の重みで折れる枝…。
奇しくも、オーケストレーションするとストラヴィンスキーの「春の祭典」前半に似ていると感じた。

出版・試聴 YouTube 💿CD